聴力低下者向けのコミュニケーションサポートシステム(CSS)の研究開発にあたり、大きく3つの背景があります。


それらは
高齢化による聴力低下者・難聴者の増加
医療従事者のコミュニケーション障害の負担軽減
地域生活支援事業としての行政窓口のサービス向上である。


日本の65歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,901万人(前年2,822万人)に達し、総人口に占める割合(高齢化率)も22.7%(前年22.1%)とりました。株式会社第一生命経済研究所レポートによれば65歳以上の高齢者の約半数ちかくの方1450万人が知らず知らずのうちにテレビの音量が大きくなってたり、話す声が大きくなるなどの難聴による症状があると伝えています。


高齢化による聴力低下が原因で医療の現場では「受付で呼び出しても聴こえない」「問診中のコミュにケーションが大変」「薬の処方を間違える」などに問題が多発しています。我々は聴力低下者であっても聴こえやすいスピーカーを開発することで医療従事者のコミュニケーション支援ができないか?という課題に着目いたしました。


障害者自立支援法(2006年施行)の施行にともない、市町村も地域生活支援事業に力をいれています。ろう者に対して手話通訳士を派遣している市町村は90.2%に達するものの、窓口に手話通訳士を設置してる市町村は35.8%と市町村間でかなりのサービスレベルの差があることが理解できます。
ろう者・軽度・中度の難聴者への支援が普及段階であるものの確実にすすでいるのに対して、軽度・中度難聴の方への聴こえ支援サービスは、現在のところ社会的に大きな問題であることすら認識されていないのが実情です。
我々は軽度・中度難聴者への行政の支援サービスがないことに着目し「聞こえと難聴の理解を深めるセミナー」の実施「ハニカムフラットスピーカー」技術を利用したコミュニケーションサポートシステム(CSS)の普及を目指し「軽度・中度難聴者」の生活支援にとり組みます。




我々は来るべき高齢化社会に向け、聴こえ支援スピーカーおよび関連商品の提供を通じて、社会に貢献します。