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【御臨席・御視察】報告

【ご報告】2024年3月22日(金)〜24日(日)|瑶子女王殿下の鹿児島お成りについて
快護生活フェス!福祉機器展&セミナーin かごしま」御臨席及び地方事情御視察

NPO法人 日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会(理事長:中石真一路、以下「当協会」)の名誉総裁であられる三笠宮家の瑶子女王殿下におかれましては、「快護生活フェス!福祉機器展&セミナーin かごしま」御臨席及び地方事情御視察のため、3月22日(金)から24日(日)に鹿児島県にお成りになりました。

【御臨席に関して】2024年3月22日(金)〜23日(土)|『快護生活フェス!福祉機器展&セミナーinかごしま』

『快護生活フェス!福祉機器展&セミナーinかごしま』は「高齢者や障がい者の生活に役立つ福祉用具をもっと身近に!」をテーマに福祉機器の展示会とセミナーを組み合わせたイベントです。介護や福祉に関心のある人々を対象に、2日間に渡り実施されました

当協会の中石理事長は、1日目のヒアリングフレイル特別講演に登壇いたしました。『令和6年4月の合理的配慮の提供義務に伴う、医療・介護における課題と対策』と題し、合理的配慮の基本、違反事例、取り組みについて説明。合わせて「高齢者の難聴は意思疎通の難しさや、認知症傾向と誤認するといったリスクがある。本人と周囲が高齢者の難聴に関する正しい知識を得ることが解決に繋がる」とお話しました。

同セミナーには、当協会の名誉総裁であられる瑶子女王殿下に御臨席いただきました。瑶子女王殿下は、ご自身の感音性難聴のお話と合わせて「難聴も含め、困難がある人が『助けて欲しい』と言える環境がまずは大切。周りは無関心にならないことが必要」とお言葉をいただきました

子女王殿下は、2日目に中石理事長及び西田理事と共にブースの御視察などをいただきました。各ブース担当者のお話を熱心に聞き入っておられました。


【地方事情御視察に関して】2024年3月22日(金)〜24日(日)

瑶子女王殿下は、3日間に渡り中石理事長・西田理事と共に関係の施設を御視察いただくなど、当協会の名誉総裁として多大なるご支援をいただきました。

■22日(金)
・まつしたケアサービス 
■23日(土)
・かごしま県民交流センター(2F大ホール)福祉機器展会場
・鹿児島県看護協会
・キラメキテラスヘルスケアホスピタル
・鹿児島厚生連病院
■24日(日)
・木村工芸美術研究所
・サンテリエ愛ら
・岩切美巧堂

23日(土)「キラメキテラスヘルスケアホスピタル」をご視察の際には、リハビリテーション室を訪れました。6歳の女児がコミューンを使って発音の練習をしている姿を見守り、スタッフの説明を熱心にお聞きになりました。

また、23日(土)に鹿児島厚生連病院にて実施された「鹿児島におけるヒアリングフレイル予防の取組に関する交流会」にも御臨席いただき、お言葉を賜りました。
同交流会には、鹿児島県内におけるヒアリングフレイルサポーターであり鹿児島県内のヒアリングフレイル予防活動に尽力されている16名の皆さまにご参加いただきました。当協会理事・峰村含む講師2人が「鹿児島におけるヒアリングフレイル予防の啓発活動を強化するためには」をテーマに、ご参加者のみなさまの現状の取組を共有・課題を抽出。その後グループごとに議論して発表するなど、今後の展開について活発な意見交換が交わされました。


今回の瑶子女王殿下の御視察は、スタッフ及び関係者にとって貴重な機会となりました。あたたかいご関心とご理解が、視察先の施設にとって大きな励みとなり、深く感謝の意が示されました。


【写真右】瑶子女王殿下と「鹿児島におけるヒアリングフレイル予防の取組に関する交
流会」ご参加メンバー及び中石理事長・西田理事・峰村理事